S寺様床下換気 その後―2 |
前回7月2日のリポートで床下がカラカラに乾いていて、
期待外れ?だったと書きましたが、そうは問屋が卸しませんでした。
今回7月17日、梅雨明けになりそうな最高気温34,5度の今日
高温多湿の条件にぴったり合いそうだったので、早速訪問し床下に潜りました。
今回は床下の温度も計ろうと小さい表面温度計をホームセンターで買って持参し
ました。
期待に違わず、基礎立ち上がり部、床裏断熱材表面に相当な結露が見られました。
持参した温度計では、土間部 21.6度c、基礎立ち上がり部 23度c、
断熱材表面24.5°c となっており気温との温度差が10度c以上もあります。
7月2日の時点では気温が低かった為、湿度があっても
結露には至らなかったのだと思います。
取敢えずここで畳と床板を一部捲らせて頂いて様子を見てもらうことにして
帰路に付きました。
基礎立ち上がりの土間近くに結露が見られる。
床下断熱材の裏の結露
表面温度計 数センチ離してボタンを押すと数値が表示される。
ホームセンターで3000円位でした。
今年も床板を捲る事に。
でも去年に比べれば結露は少ない。基礎の乾燥のせいかも?
その後ー3
8月30日 午前11時 相変わらず暑い日 3回目の正直でもう一度
見てきました。この日も気温34~35度、しかしなんと
床下は乾いていました。土間の温度23度、床裏25度
17日よりは多少上がっていましたがそれでも温度差は10度以上あります。
湿度がどれ位か分らないので何とも言えませんが
結露をしていないということは飽和状態に達していなかったのでしょう。
これで今年はもう大丈夫でしょう、とお施主様に報告して帰宅しました。